グランツーリスモSPORT おすすめドリフトセッティング4選

グランツーリスモSPORT おすすめドリフトセッティング4選

GTSPORTセッティング

 

はじめに

2017年10月19日に発売された「GT SPORT」、みなさん楽しんでプレイしていますか?。

今回の記事は角度と走りやすさを追求し、初心者~上級者までサポートできる様なセッティングをご紹介したいと思います。単にドリフト初心者ではなく、これからドリフトをしてみたい、やってみたい方にも比較的ドリフトを維持できるセッティングなのでおすすめ!。

更には上級者に必要となってくる、単走時のキレのある走りや、追走時の前車へのスピード調整や追いつきをも重視したセッティングにもなっています。ただ、

下記でも出てくる様に、これは自分たちが考えるベーシックなセッティングであって、人の走り方や選ぶ車両は人それぞれ。下記に細かなセッティング方法もピックアップしていくので「GT SPORT」でもドリフト走行をするユーザーには要チェックして貰いたいところです!。

ドリフトのやり方

ドリフトのやり方としてですが、今回はステアリングコントローラーを持っている方いない方にかかわらず、PS4所持者なら誰でもが持っている、パッドコントローラーでの走り方の紹介です。

ほとんどのドリフトできるゲームもこの実車と変わらない理論の上、挙動製作、調整しています。走り方はそんなに変わらないんですね。ただ、ここの記事はグランツーリスモでの理論上や、筆者の経験から話題で作っています。人それぞれの走り方がありますので、参考程度の程よろしくお願いいたします。

主に、ドリフトはキッカケから始まります。何のキッカケから始まるかというと、リアタイヤのグリップを失わせる事。

その方法としては、サイドブレーキボタンを押して、一時的にリアのタイヤのグリップを失わせ、リアタイヤが進入コーナーとは逆方向に向かわせてドリフトのキッカケを作る方法と、リアのタイヤを過剰に空転させて車を押し出し、ドリフトのきっかけを作る方法があります。

今回は、比較的安定的にドリフトのキッカケが作れる「リアタイヤの過空転状態」をつくるところから始めます。

リアタイヤを過剰に空転させてリアタイヤが車体を前に押し出すのと同時に、コーナーアウト方向に流れるリアタイヤと、カウンターステアを当てスピンしない程度の車の向きを調整する。

以上の項目が、すべて丁度良くタイミングや、操作が合うと、車のフロント側がコーナーのイン方向に向きながら、コーナーを進んでいきます。←ここまで行くのには練習が必要です。

まずは、コーナーに対して、いつものスピードより、かなり速度を抑え侵入し、まずはコーナー中盤位からアクセルベタ踏み!最初はスピンしてしまうかもしれませんが。

アクセルの踏み量やカウンターステア量などを、調整してみたりして、ドリフト状態が最後まで一番続く操作を体に覚えさせましょう。何回かドリフト状態を最後まで維持できれば、自転車を初めて乗れた時と同じ状態です。

理論的には、コーナー中盤から加速態勢に入り、リアに重心が行き、フロントタイヤのカウンターの操作を少しでも狂わせたら、車体がドリフト状態から戻るか、大振りなスピンをする。

という状態です。ここからが地道な練習の始まりです。すぐ出来てしまう人もいれば、なかなかできない人もいるでしょう。ただ、このコーナー中盤から、脱出までの操作を覚えないと、ドリフトと呼ばれる走行は、他の場所でもほとんどができないでしょう。

実際、筆者の実車体験ですが、後輩にはここから教え込んでいました。コーナー侵入ですでに横を向いているのがドリフトですが、操作の肝としてはコーナー進入が終わってそこからの、操作のシンクロ率です。

そこからと言うのは、コーナー中盤からのことをいいます。
ここができたら、コーナー進入変に移りましょう。

コーナー進入時は、ストレートから減速の進入であれば、サイドブレーキかラリークイックと言う操作を使います。

サイドブレーキはその名の通り、サイドブレーキを引くことです、練習方法としてはいつもより慎重(かなりスピード控えめに)にコーナーに、侵入し減速します、曲がる方向に舵を切るタイミングで、舵と同時にサイドブレーキを引き、車の向きを変えます。

そこからはカウンターステアを当てないと、もちろんのことフロントタイヤがブレーキになって軸となり、スピンしてしまいます。

ここもステアリングやサードブレーキを戻したりして、車の向きを調整します。もちろんのことですが、速度が遅すぎれば、車はコーナーにたどり着く前に止まってしまいますし、速度が速すぎれば原則が追いつかず、アウト側へコースアウトしてしまうでしょう。

ここも丁度いい速度や、車の向き調整する練習です。できるようになれば、コーナー中盤より手前から合うせるを踏めるようになります。ここで中盤から最後の練習が効いて、再度ブレーキ進入後、コーナー途中からアクセルを踏み加速状態に移って、最後までドリフト状態が続きます。この文章の最初にラリークイックという方法もあると書いたのですが、これは難易度が少し高めなので、書く必要があればどこかの別記事で書く事にします。

ここまで話してきた走り方のほかに、コーナー間の振り返し、追走時の走り方など沢山の、ドリフトの走り方がありますが、今回は初級編ということでここまでの説明とさせていただきました。

ですが、この走り方で、ほとんどのカーゲームのドリフト走行に関係があると思います。一つ一つゲームの挙動は大きく違いますが。最終的にドリフトのシュミレーションはここにたどり着くか、ここから派生していくかのどちらかです。

いろいろなゲームにも一部対応は出来ていると思いますので、他のゲームでも参考にしてみてください!

最後にグランツーリスモのアシストの理論についての話ですがグランツーリスモの場合、細かいアナログスティックの操作で起こりがちな、急なステアリング操作や、カクカクした動きが、最近アシストで緩和されるようになってきました。

もともと、オーバースピードやラインのミスで、車体がアンダーステアを起こし、フロントが逃げ切るまで、ステアリングを切ってしまう現象(フロントタイヤがオーバースピードなどで、完全にグリップを失っているのにも関わらず、ステアリングをいっぱいに切ってしまう事)の回避で、ステアリング蛇角のアシストがついています。

この機能は、車の速度や、タイヤのグリップ力に対して計算し、フロントタイヤが最大のグリップを発揮する所付近まで、アナログスティック操作全切りでも、制御してくれます。

これはドリフトも一緒で、カウンター方向にもこの力が働いています。

速度が高ければ、アナログスティック全開に切ってもカウンター量が少なく、速度が落ちていれば、ゲーム最大蛇角まで近づけてくれます。これは至ってゲームのシュミレーション原理の話でしかないのですが、初期段階の自分が走らせている車の動きに関する情報は、有ってもいいものじゃないでしょうか?

それではドリフト練習あるのみです!

おすすめドリフト車両&セッティング

TOYOTA 86 GRLM

TOYOTA86 GRMN
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※セッティングシート画像はクリックで拡大表示できます。

「GT SPORT」発売当初からたくさんのドリフトユーザーが乗ってきた、超ベーシックカー。その称号がついている通り、ドリフト時の角度や安定性はピカイチで、追走時にもモッテコイのポテンシャルを持っている。

Dodge SRT charger Hellcat

Dodge SRT Charger Hellcat
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※セッティングシート画像はクリックで拡大表示できます。

個人的におすすめな1台。ドリフト部屋や大会ではほとんど目にかかれない車。ただ個人としてはかなり乗りやすくて扱いやすい車と思っている。NAの低回転から回ってくれる図太いトルク、ゆったり安定したドリフトができる、ロングホイールベース、大きい車体。
それとなによりも、4枚セダンというルックスが際立つ。使用しているユーザーが少ないのもおすすめ。

Ferrari 458 Italia Gr.4

Ferrari 458 Italia Gr4
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※セッティングシート画像はクリックで拡大表示できます。

追走部屋、大会ではお馴染み。Gr,4カテゴリーのフェラーリイタリアです。これは中級者から上級者までのユーザーがとても多い印象。加速、ドリフト時の速度、立ち上がりのコーナーのトラクション、全体的な安定性がすべてトップクラス。

BMW M4 Gr.4

BMW M4 Gr.4
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set-M4
※セッティングシート画像はクリックで拡大表示できます。

Gr.4カテゴリーの中ではクセがないFR車両。見た目良し、音良し、性能良しの三ツ星車両。
トップクラスの車両となると太刀打ちするのが若干難しいが、セッティング、走り方次第では、ベタベタの追走をもしてしまう。

ドリフトセッティングについて

以前のグランツーリスモでは、ドリフトに対する挙動シュミレーションがまだまだ実際の物理とは違っていて、セッティングが必須であったが、グランツーリスモ5.6.GT SPORTと3世代の中で、圧倒的な挙動シュミレーションの向上があった。なので今回のGT SPORTではセッティング無しの吊し状態でも、ドリフトとされる走行は出来てしまうのだ。

なぜその状態でもありながらセッティングが必要かと言うと、一人一人の走行の癖や走り方が全く違う為と、仲間やオンラインの対戦相手と追走と言う場面の時に車が遅かったり、ドリフトの維持ができなかったりと、メリットよりデメリットの方が多い。車を曲げると言う一つの観点に絞っても、操作や走行ラインなどが無限にあり、これと言った最適な方法も見つけるのは一苦労だ。こういった走らせ方をしたい、ここぞという時にこの動きがしたいなど、セッティング無しではオーソドックスな動きしかできない。

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そんな中で、まずベーシックなドリフトのセッティングをこちらで公開し、そこから一人一人自分なりのセッティングに変更していってもらいたいと思います。

変更していくと、ここを変えるとこのメリットがあって、このデメリットがあるなどの壁に突き当たる事もありますが、ここの記事で詳細に説明していくつもりなので自分なりにセッティングを調整して下さい。これから紹介するセッティングはあくまでも、自分達の元となるベーシックなベースセッティングで車種やコースなど、環境変化によって多少の変更が必要となっていきます。ただ、大体のコース設定や、どの車も共通のセッティングポイントがあるのでそこは是非押さえて下さい。

各項目の変更でどう変わる?

足回りのセッティング編

ここでは足回りのセッティングをしていきます。

個人の見解なので確実にこれが速い、遅い、というセッティング方法は確立できませんのでご了承ください※

・車高調整

まず目に飛び込んでくるのが、車高調節です。ほとんどのおすすめ車両のセッティングがそうですが、車高調節での数値はほぼ最低数値であることがわかると思います。これは昔から変わらない概念で、シャコタンが一番かっこいいと言う意味合いもあります。ですがフロントは最低数値から5mm~10mmほど足してあります。

こうしたことで追走時や、過度にインを攻めた時に前輪が縁石や芝に乗った際に、姿勢やステアリングの乱れがやや低減され、更には車体がリア下がりになってトラクションアップというおまけも付いてくるセッティングです。

・固有振動数

固有振動数は、以前のグランツーリスモシリーズではバネレート(サスペンションのバネの強さ)で表示されていましたが、今作はなぜか固有振動数になってしまいました(わかりずらい((+_+)))。深い意味を話すと長くなってしまうので省略、要はバネの硬さ。

ここでもほとんどのおすすめ車種のセッティングが、フロント最大数値、リア最低数値になっています。(要はドアンダーセッティング)

これはフロントを硬くすることでステアリングの反応を良くし、ドリフト進入時の角度調整や、S時コーナーなどの振り返しの反応を強めていたりする。

ブレーキング時には過度にフロントが沈みこまないため、フロントタイヤが軸になってスピンするという現象も抑止しています。

リアは柔らかくすることでトラクションアップに直結する。

ただ、次項目の「減衰比」でバネの動きを抑制しないと、急な加速時やブレーキング時などにリアが暴れて、散々な車になってしまうので注意しましょう。

・減衰比

次は減衰比の話をします。

減衰比というのは、サスペンションのダンパーの硬さを意味していて、縮み側はサスペンションが縮まる時、伸び側はサスペンションが伸びる時の数値です。

数値を小さくすればダンパーが少ない力で大きく速く動いてしまいますが、数値を上げることによって、サスペンションの動きを抑制してくれる働きがあります。

ここで先ほどの固有振動数の話を入れてみよう。リアの固有振動数はほぼ最小数値、簡単に言うとこのままだとただのバネが車についているだけで、段差など一回踏むと、伸縮がなかなか収まらない。

ここで減衰比を増やしてやると柔らかいバネでもダンパーの力が働くので、伸縮の動きは大きいが、ゆっくりとした動きになり、これで過度な加速時やブレーキング時にもサスペンションの大きな動きが少なくなり、コーナー立ち上がり時にはゆっくりとリアが沈み、強大なトラクションをもたらしてくれます。

・キャンバー

ネガティブキャンバー角は、みなさんご存知の通り、車をバンパー前から見たときに、タイヤのハの字の角度の事を示す。数値が上がるごとに、タイヤが地面方向に寝ると考えてください。

寝かせすぎてもストレートの不安定感が増したり、起こしすぎても、コーナーワーク時にタイヤの接地面が遠心力で接地面積少なくなってしまい、グリップが低下する。

ここはドリフトの事を考えて、フロントは舵を切るタイヤなので、コーナーでグリップさせ、リアは立ち上がりや総合的なグリップを考えると、少しフロントよりに起こし気味がいいと思います。

・トー角

車をルーフ方向から垂直に見たときの、ハの字の角度のことです。ドリフトではフロントをトーアウトにすれば角度保持が良くなり、カウンターステアの反応も良い。リアはトーイン。

コーナー脱出時などの後輪の収まりが良くなったり、振り返し時の後輪タイヤの反応も良い。

ドリフトはほとんどのセッティングが足回りに頼る、走行ジャンルなので、ここさえ押さえておけばドリフトがやりやすくなるはずです。

パワー、軽量化、空力の設定

・軽量化

これは軽けば軽いほどメリットがありデメリットは皆無であるだろう。すぐに軽量化の数値は最小になるはず。「チャージャーヘルキャット」のセッティングを参考に。

・エンジンパワー

チャージャー ヘルキャットの最大パワー率は139%、997馬力です。

なぜパワー率102%、731馬力にとどめているかというと、グランツーリスモのドリフトの基本的なタイヤがコンフォートハード(CH)なので、このゲームでは一番グリップ率が少ないタイヤになります。

チャージャーの最大エンジンパワーでこのタイヤを使用するとほぼほぼパーシャル(アクセルの中間区間)が使えない。

その為ある程度エンジンパワーを省いて、無駄な空転や、いきなりの姿勢変化を抑える為にパワー率を下げています。

・ダウンフォース

空力(ダウンフォース)においては、車自体の固有のシュミレーションなので、フロントを極端に少なくしたり多くしたり、リアで逆のことをやってみたりと試行錯誤しても、すぐに自分のスタイルの空力が見つかると思います。(GR.4では前後ともに全下げで走行している方も多くいます。)

駆動系のセッティング

・ディファレンシャルギア

ここでは大まかに、「トランスミッション、デフ」の話題です。

デフは主に、実車で言う1.5wey状態(加速時にデフが100%効いて、減速時に50%くらいデフが効くこと)です。

イニシャルトルクはデフが効き始める強さですが。ドリフトでは最大数値にしています。

ストレートを走っていて、左右の回転差がなくても効いている状況、これによってコーナー進入でデフが効き始めることによって生じる、姿勢変化がなくなり、安定性が増します。

・トランスミッション

トランスミッションは、ほぼ自動設定でいいとおもいます。車によっては、ギアチェンジがもたつく場合があるため、その場合は一番使いたい速度区域をクロス寄りにしてやれば解消します。

チャージャー ヘルキャットのミッション設定を見て下さい。

4速まではほとんど自動設定のままですが、5,6,7速は過度にクロスになっています。ここではあえて速を上げて後輪を回転させ、ドリフト飛距離の調整や高速コーナー、追走相手との速度調整で使えるのでこのような設定にしています。

再度、お伝えしますが、個人やチーム内の見解で、これが絶対というセッティングは世界中探しても少ないと思います。この公開セッティングをベースに自分なりに調整を進めていけば、今まで太刀打ち出来なかった、相手をも抜いてしまう状況をも作ってしまう可能性があるかもしれない。セッティングは無限大です。

追走動画

今年春、開催された、ユーザー主催のトリプル大会での動画である。3台とも一週間くらい前から、セッティング、調整を行い、3台の車種の走行ペースやドライバーの感覚の練習をし、ドリフト走行を合わせる事ができた。これもセッティングのおかげでもあるということになる。

まとめ

「GT SPORT」ドリフトセッティングどうだったでしょうか?走行して見るとうちのセッティングは、大まかな人達がオーソドックスに走れる様にセッティングするよう心がけています。

ですが上級者の方や上級者になるにつれて、ここがもっと欲しいや、ここは要らないなどの、要素が出てくると思います。

詳細セッティングの欄や足回りセッティング、エンジンパワーなどの設定を是非見ながら、研究してみてください。

今後の「GT SPORT」はPSストアで車種が現金で購入できるようになったゆえ、大型アップデートなどで更なる車種追加が望めます。もしたしたら、日産シルビア勢や、トヨタスポーツセダンなどの、ドリフト人気車種が追加されるかもしれません。

追加された暁には、りバリー機能の充実などによって、更なる楽しみやドリフトユーザーの増加を見込めるのではないのでしょうか?今度の「GT SPORT」の動きに注目ですね!。

 

              
                     
                     
       

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