【ドリフト編】レースゲームでの走り方を初心者向けにわかりやすく解説!

【ドリフト編】レースゲームでの走り方を初心者向けにわかりやすく解説!

初心者向けドリフトの走り方

初心者でもコツさえ覚えてしまえば簡単!リアルなシュミレーターレースゲームでドリフト走行!

全てのレースゲームや、車が登場するゲームでドリフトしてしまう、GaYa BLOG筆者ももちゃんですっ。

シュミレーターレースゲームだと、ドリフトって難しいですよね・・・

リッジレーサーやNEED FOR SPEEDみたいなゲームの挙動は簡単なのに!

ここではシュミレーターレースゲームでのドリフトの走り方について出来る限りわかりやすく解説していきたいと思います。

ドリフトとは

まずドリフトとは、元々レースでのコーナー時に出るオーバーステア(車の後輪が遠心力方向に滑ってスピンしてしまうこと)の対処の際、カウンターステア(曲がる方向とは逆方向にハンドルを切ること)という操作をして、車を直進方向に戻すというテクニックがある。

カウンター

そのカウンターステアを当てている状態は、車の前輪側が曲がる方向に向き、後輪側がコーナーの外側に流されている状態であって。

コーナー進入から立ち上がりにかけてこの状態を保ち、コーナーを抜けていくのがドリフトと言えます。

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ドリフトができる車

主に後輪駆動車FR、MR、RR)が基本ですが、4WD、FFでもドリフトと言われる状況の走り方はできてしまいます。

ここでは、後輪駆動車(代表してFR車)の、説明します。

FRと言う駆動方式は、フロントエンジン、リアドライブの略です。

さらに説明するとボンネット下にエンジンを持ち、そのエンジンの駆動力が伝わるのがリアタイヤということです。

ドリフト状態が作れる車の基本的な駆動方式で、ドリ車(ドリフトできる車)というジャンルの中では、一番の車種数を持ちます。

ドリフト時には、リアタイヤが空転し、フロントタイヤでカウンターステアを切り、ドリフト状態を維持しやすいというのが、この駆動方式です。

ドリフト団体

ドリフトのやり方

シュミレーターレースゲームでのドリフトには順序とコツがあります。
※後輪駆動車での説明となります。

まずドリフト練習しやすいコースを選びましょう。

GT SPORTでは「筑波サーキット」や「鈴鹿サーキット東」などがドリフトし易いコースだと言えます。

最初はヘアピンコーナーなど、車速が落ち込むコーナーなどがおすすめです。他にも道幅が広いコースのコーナーもおすすめです。

まずはドリフトのキッカケ作りです。

ドリフトのキッカケ作りは大きく分けて3つあります

  1. パワースライドを使ったキッカケ作り
  2. サイドブレーキを使ったキッカケ作り
  3. ラリークイックを使ったキッカケ作り

パワースライドは初心者からでもドリフトし易いキッカケ作りで、サイドブレーキは、比較的速度が出ている状況でないとキッカケを作りにくいのです。

サイドブレーキの使い方やラリークイックの使い方はドリフトが保てるようになったらという、項目で説明します。

最初はパワースライドでのキッカケ作りから行きましょう。

ドリフト初歩的なキッカケ作り

まず初歩的なパワースライドのキッカケ作りの説明から書きます。

パワースライド

ドリフト状態ではないまま、いつもより遅いスピードでコーナーに侵入します。

コーナー中盤に差し掛かった所で、曲がる方向に大きくハンドルを切りアクセル全開。

このままだと確実にスピンしますね。ここでカウンターステアを使います。

何度もいいますがカウンターステアとは曲がる方向とは逆にハンドルを切って、車体をスピン状態から戻す操作です。

上記のパワースライドの操作をして、車が滑ったと思った時に、アクセルを戻すのと同時にカウンターステアを当てます。

タイミングはありますが、車の姿勢がパワースライドする前の状態に戻ろうとします。

かなり圧縮しましたが、これがドリフトのコーナーの一連の動作のすべてです。

この動作の車のボンネット先がコーナー内側を向いて、カウンターステアを切って進んでいる状態の時間が長くなれば長くなるほど、ドリフト状態が続くということになります。

ドリフト状態の維持

ドリフト状態の保ち方としては、レースゲームのユーザーにはさまざまなドリフトの走らせ方があります。

ドリフト状態

ハンドルの切り方を調整してコーナリングする人、アクセルの調整を主に曲がっていく人、左足ブレーキ(アクセルを踏んでいる時もブレーキを押す)をする人。

なのでその走らせ方の癖がついている状態で、一概にこれといったドリフトの保ち方はありません。

というか無限大です・・・

そんな中、基本となる走り方で、覚えておいて欲しいのはレースゲームのコントローラーなどでは、アナログステックの操作の幅が小さいので、パーシャル(中間)のステアリング調整ができにくいです。

なので、車の動きはカクカクしますが、最初はカウンターを全切で当てるか、センターにスティックを戻すか、という操作をONとOFFの入力が一番楽なのではないでしょうか?

車の動きはカクカクしていても、ドリフト状態がコーナー最後まで続いたもの勝ちです。

ドリフト状態を保てるスロットルワークも最初は、全開ではなく、リズミカルにスロットルをトントントンと入力する方法があります。

私たちのアクセルボタンはPS4ではR2ボタンです。

パーシャル(中間)の操作も初期段階は難しいので、R2ボタンをリズミカルに握ったり、離したりするということです。

スロットル全開では後輪のグリップ力が失われすぎて、コーナー外側に飛ばされたり、スピンしたりしてしまいます。

このハンドル操作とスロットルワークの噛合せや、タイミングが合うとドリフトが続くようになります。

これは練習あるのみで、できるようになるまで練習しましょう。

ドリフトが保てるようになったら

サイドブレーキ進入

ドリフトが保てるようになったら、ドリフトしながらコーナー進入してみましょう。

コーナー前のブレーキングポイント付近に、グリップ走行での進入速度から少しスピードを落として進行します。

そこで、ほんの少しコーナー方向にハンドルを切りサイドブレーキを引き、ここまで練習したタイミングでカウンターステアを当てます。

そうすると、車は直線方向にドリフトしながら進行します。

ここで、ブレーキを使います。(筆者はすべてのゲームでABSというアシストを使っています)

ABSというのはブレーキを踏んだ時にフロントタイヤがロックして、舵が効かなくならないために、機械的にブレーキを弱めてフルブレーキング時にもフロントタイヤが回り、舵を取りながら減速できるシステムのことです

ABSがあることにより、フルブレーキ時でもハンドル操作が可能になります!

一律に使うと言っても、サイドブレーキを離した状態でフットブレーキすると、車はグリップ状態に戻ろうとしたりします。

車の角度がつきすぎた状態だと、後輪タイヤがロックしていてフロントタイヤより、グリップ力を失っていますので、リアタイヤがフロントタイヤを追い越しスピンもしくはコースアウトしてしまいます。

ある程度の角度を保ち、サイドブレーキとフットブレーキで減速することで、コーナー進入に対しドリフトした状態で減速でき、そのままコーナーに侵入できます。

サイドブレーキ進入

サイドブレーキで意図的にクラッチが切れている状況だと、リアタイヤが完全に止まっているので、その状態から再度ブレーキを離し、アクセルを入れると、リアタイヤが空転し始め、エンジン回転数が落ち込んでいて、パワーバンドから外れているので、過空転するまでに時間がかかり少し挙動が乱れます。

そんな時は高回転でクラッチミート(クラッチミートと言うのはクラッチを繋げるということです)しましょう。

ほとんどのシュミレーションレースゲームだと、サイドブレーキを使っている間は、クラッチを踏んでいる状況が生まれ、エンジン回転数が吹け上がるようになります。

それを使ってクラッチミート時にエンジンをなるべく高回転にスロットルをあおり、サイドブレーキを離すことで、そのあとのスロットル調整がしやすいのと、タイヤのグリップが戻るのを防げますので、挙動の乱れが少なく済みます。

少し説明が難しくなりましたが、長い時間サイドブレーキを引いている時は同時にアクセルを踏み、空吹かし状態にするとサイドブレーキを離してもドリフトの挙動が乱れにくくなります。

ドリフトに慣れるまではエンジンパワーを上げるとドリフトのきっかけが作りやすくなります。

ラリークイック進入

ラリークイックは、コーナー進入時に車を四輪アウト方向へ飛ばしたりするときに使い侵入形態です。

サイドブレーキ進入のような減速を伴う進入とは違い、加速したままドリフト状態に持っていける進入方法です。

進入時にコーナーアウト方向に舵をきって、その後コーナー方向に舵をきるとリアタイヤのグリップ力が遠心力と荷重移動でコーナー外側に流れるようになります。

サイドブレーキ飛距離

サイドブレーキ進入と共にも使えるキッカケで、ラリークイックを入れたあと、サイドブレーキでドリフト飛距離(ドリフト状態で直線的に車を流すこと)が伸びたりするので、さらにコーナーより手前からドリフト状態が続くようになります。

コーナー進入からの一通りの流れができたら

グリップ走行と同じラインと意識しましょう。

進入はアウト、その後コーナー中盤でインクリップを取り、コーナー立ち上がりでまた、アウトラインを取ります。

ラインを意識することで、速度を落とさずにコーナーを抜けていくことができるのと、綺麗なドリフト走行ができるようになります。

インクリップの取り方だけはドリフト特有で、グリップより少し遅れて取るのがキモで、それをした場合、コーナー抜け出し速度が増し、次のコーナーへドリフトが続けやすくなるという利点もあります。

次は振り返し(次のコーナーにドリフトを繋げること)のやり方としては、コーナー出口でアウトよりにドリフトしながら加速していき、次コーナーで進入するアウト側へアプローチしていきます。

車の向きを逆方向へ変える際はカウンターステアを多めに切りながら、スロットルを少し抜いて、リアタイヤのグリップを戻し、車の後輪が逆方向に向いたらすぐに、アクセルを入れてあげると、素早い振り返しができるようになります。

コーナー振り返し

コーナー間が近ければ、素早く次コーナーアウト方向へ振り返して、次コーナーに備えるということ。

コーナー間が長ければ、前コーナーの立ち上がりでなるべく車をイン寄りから立ち上がらせて、コーナーを抜けたあとにアウトに膨らんでいる時間を長くすれば、次コーナーにも届きやすくなります。

すべてのコーナーをドリフトできるようになったら

すべてのコーナーをドリフトできるようになったら、後は車の角度などを如何に安定させてコースの全体を走れるかということです。

これは練習あるのみなのでひたすら練習しましょう。

最近のレースゲームはオンラインマルチなどもできるようになって、沢山のドリフトルームが建てられています。

そこではユーザー同士がドリフトをし合い走っている他、追走ドリフトや、団体ドリフトなども行われています。

オンラインマルチでのドリフトで、初心者のうちは無理に追走せずに距離感を保って練習しましょう!

上手な人を見つけたら頑張って後ろを付いてい練習をすると早く上達します。

追走ドリフト方法

これは後追いでの説明ですが、自分の腕が、どのコースでどこの場所でもドリフトを維持、走行ラインの調整などができるようになってからではないと走れません。

コースを走行する上での、ハンドルやスロットル調整の他に、ドリフトしながら前車に近づくため、距離調整の操作を入れ込まないといけません。

かなり高度な操作になります。

前車への合わせ方はたくさんありますが、人それぞれです。

サイドブレーキを多用して合わせる人や、角度調整をして合わせる人、左足ブレーキで合わせる人などなど沢山います。

そのなかで、ひとつ覚えておいてもらいたい事が、「左足ブレーキ」です。

左足ブレーキと言う表現は実車ですが、コントローラーでは、アクセルを踏むと同時にブレーキを踏むという意味合いを持っています。

左足が上手くできないという人は、車が真っ直ぐの状態でアクセルを全開にし、ホイールスピンした状態でブレーキも全開で踏んで見て下さい。(その時アクセルは全開のままです。)

その状態ができたら、そのままハンドルを左右に切ってみてください。

低速でドリフト状態が維持できるはずです。

団体ドリフト

それをすることで、前の車と角度を合わせてドリフトしながら速度調整ができる様になります。

やり方での注意は、角度がなさすぎると車が戻ってしまったり、エンジン回転数が落ち込んでいる状態だと、ブレーキにパワーが負けて、ドリフトが止まってしまうということがあります。

これらを使って追走します。

追走のライン取りですが、相手より少しイン側を走行します。

これで前車の真横に車をつけられる他、少し自分がミスをしてしまって車速が落ち込んでも、またすぐに相手の横に付けられるようになります。

また、相手より先に振り返し(同時振り)や、振り返しでの抜き差し(フロントバンパー付近を、振り返す際に一度前車の横から抜き、振り返し後にまた横に指すこと)などもあります。

上級者にもなれば、沢山の動作、操作ができるようにもなりますし、練習方法なども分かってくるはずです。

ここでは説明は省きますが、後にまた記事にするかもしれません。

まとめ

ドリフトって難しいような気がしますよね。

ただ、幼少期の自転車に乗るのと一緒で、一定の流れの感覚をつかんでしまえば、あとは練習まとめあるのみで、自分の車を自由自在に動かせるようになります。

ひとつドリフトといっても、技や走法はたくさんあるので、走りこんだり、仲間と追走したりするのは、楽しい時間ではないでしょうか?

筆者モモちゃんもドリフトが大好きで、沢山のゲームのオンラインマルチルームで追走ドリフトをしています。

どこかでお会いしたら相手になってくださいね!

              
                     
                     
       

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