「Logicool G29」ハンコンのよくある不具合!センターズレを徹底修理!分解ついでにメンテナンスをしよう!
G29など、「Logicool」製のハンコンによくある不具合としての「センターズレ」修理方法を徹底的に解説!分解ついでにメンテナンス方法もレクチャー!
レースゲーム周辺機器にも、徹底なGAYA BLOG筆者のももちゃんですっ!
最近チームメンバー内で、「Logicool」製ハンコン「G29」のセンターズレの不具合が多発・・・
ハンコンって意外に高い買い物ですし・・・末永く使いたいところ・・・
センターズレと言うと、今後ハンコンが使えるのか使えないのか、微妙なラインの不具合ですし・・・
中古販売でも不具合が無い・・・「G25」「G27」と言う型古なハンコンも存在するのになぜ自分のだけ・・・
今回!「Logicool」製ハンコンを、10年以上という期間を、愛用しているももちゃんが!
不具合などの徹底解説、分解、メンテナンス方法をレクチャーしていきます!
チームメンバーのG29使用者は、この分解、修理でセンターズレが治った。
グリス、オイルアップのメンテナンスで、発熱が抑えられたり、ステアリングの回転力が増したという結果も出ております。
※メンテナンス方法は、項目の中に部分的に多々出てきます。
それではいきましょう!
まずは本体分解に当たっての注意点
まずは分解をしてしまうとどうなるのか?と言う事になりますが・・・
少しでも分解した時点で!メーカー保証期間内でも補償対象外!
当たり前か・・・
なので、分解or改造は自己責任はもちろん!メーカー保証が終わったハンコンを推奨します!
メーカー保証期間中のハンコンを分解改造っていうのもできますが、メーカー保証は1年間で、その期間中に不具合が起きた場合は、メーカーに問い合わせると新品の代替品が送られていきます。
もし保証期間中に不具合が起きたら「Logicool」さんに問い合わせてみましょう!
※問い合わせ先URL※
もちろんですが、分解改造してしまい、分解改造跡が残っていると、メーカー保証中であっても、保証と言う、恩恵は受けられません・・・
それならなぜ?メーカーの保証が終わってからの分解作業等になるのか?・・・
「え!保証が終わってもメーカー修理があるじゃん!」
「それなのに分解したら修理もしてもらえない!」
なんていう意見が有ると思いますが、「Logicool社」さんは、保証期間後の修理、不具合に関しては、「修理などの対応はできません、新しい製品を購入してください」との情報です・・・
たしかに、修理とは言っても、メーカーに発送、専門の作業員が分解、TS(トラブルシューティング)、見積もり、実際に修理、自宅に返送ってなってくると、修理代が新品のハンコン代より高い、時間がかかるといったことにもつながります。
人件費もかかります。確かにあたりまえの対応ですし、ユーザーさんも納得しますね。
ということは!保証期間を過ぎれば新しい物を買うしかなくて、壊れたらゴミ扱い・・・
じゃあ修理でも改造でもメンテナンスでもなんなりして!楽しんじゃおう!と言うのが、ももちゃんのたくらみ・・・
なのでメーカー保証が終わったタイミングでの自己作業が推奨!なのです!
参考にしてくださいねっ。
センターズレはメンテナンスで治るかもしれない!
「Logicool」製ハンコン「G29」でのステアリングセンターの認識方法は磁気を利用している!
「G29」ハンコンでは磁気を利用し、ステアリングセンターの認識をしています。
不具合となる理由は大きく分ければ3つ!
磁石部に汚れが付着している=起動時から不具合の可能性大
モーター自体が異常に発熱し、磁気に何らかの悪影響を与えている=長期プレイ時での不具合の可能性大
基盤センサー部が故障し、不具合が起きている
本体内部の話にいきなり飛んでいますが、本体分解方法などはこちらへ↓
※以前の記事で本体分解を詳しく説明しています※
✔磁気部に汚れが付着している場合
モーター部の先端に設けられている磁気に汚れが付着するんです・・・
この磁気部分に汚れやほこりが付着していると、センサー部に入力される磁力が減少してしまい、センターズレが起きてしまう場合が有ります。
ハンコン使用開始時(低温時)でもセンターズレが起きてしまう場合は汚れと言う、わけもあります。
ももちゃんはこんなにも汚れていました・・・
汚れやほこりを、柔らかい乾いた布などで取り除きましょう!
磁石部分がピカピカになればOKです!
不具合は治りましたか?
それでも不具合が治らない場合・・・
下記へ続きます。
✔モーター自体が異常に発熱し、磁気に何らかの悪影響を与え不具合が起きている場合
ここの項目は、少し長くなってしまうので、項目の中にさらにチェック項目を作ります。
長時間のプレイ、強いFFB(フォースフィードバック)入力、経年劣化や、摩耗、油切れ等で摩擦量が増えたり、モーターへの負荷が大きくなって、異常発熱します。
モーターが発熱すると、磁気センサー部までもがモーター直結なので、熱が伝わりますね。
このセンサーへの熱が原因の不具合でチームメンバーもセンターずれを起こしていました。
この不具合は、ドリフト走行などでFFB(フォースフィードバック)入力される力や、時間が多ければ多いほど発生する可能性があるのです・・・
さて、どうすればこの熱問題を解決できるのか・・・
✔モーター自体にヒートシンクや、ファンを追加してモーター温度を下げる
✔動力ギア部や、モーター軸にグリス、オイルアップしてモーター温度を下げる
✔上記2つの項目を施工して、さらに本体カバー加工し、排熱効率を上げる
✔モーター自体にヒートシンクや、ファンを追加してモーター温度を下げる
モーター本体に、空気の接触させる面積を増やすヒートシンクを装着しモーターの冷却する方法と、ファン付きヒートシンクを装着する方法が有ります。
ファン無しのヒートシンクは配線もいらず、ただ装着するだけではありますが有ると無いとでは大違い!
モーターのサイズは1/10サイズのラジコンのモーターと同じサイズですので、ラジコン用のヒートシンクが使用できます!
ただ装着と言うのも簡単でいいのですが、効率を求めるなら!PC用のCPUグリスも塗布することをお勧めします!
※CPUグリスは「ファン付きヒートシンク使用での電源取りパーツ」おすすめの下部で紹介します。
ファン無しヒートシンクのいくつかおすすめを紹介します!
「タミヤ製ヒートシンク」
信頼のタミヤ製!ライトブルーの印象が強く、ヒートシンクサイズも大きめです。
「海外製ヒートシンク」
「イーグル社製など」値段がとにかくリーズナブル!たくさんの形状、カラーがありますので選択の幅が大いに増えます!
ただし、モーターへ装着する際にシートシンクが大きすぎで本体カバーを加工する必要も出てきます。
ヒートシンクがカバーに近すぎると、熱を帯びますので本体カバーを溶かしてしまう可能性も大いにあります。加工は必須なのかもしれません・・・
※購入したヒートシンクのサイズ、向きなどに合わせて、本体カバーが干渉する場合は切断などの加工をしてください。
ファン付きヒートシンクはさらに冷却効率が上がります!
こちらも1/10ラジコンサイズの商品がポンで装着できます。
あたりまえですがファン無しヒートシンクより冷却性が大幅アップします!
ですが、配線や電源取りの観点から、ファン無しヒートシンクより施工難易度や、部材購入コストなどが上がってしまいます。
ファン付きヒートシンクのおすすめを紹介します!
「海外製ファン付きヒートシンク」
「イーグル社製など」値段がとにかくリーズナブル!たくさんの形状、カラーなどがあります!
※ファンの使用には、電源を設ける必要があります。
※ももちゃんは「G29」ハンコン基盤から、電源を取ろうと思っていましたが、PCの電源を切っても常時電圧が入力される端子しか見つけられなかった為、基盤本体から電源を取ることはできませんでした・・・
なので、PCのUSBから直接DC5Vを出力する電源装置を購入し、既存のDC5Vジャックを分解し結線する(配線をつなげる)か、AC100VコンセントからDC5Vに変換してくれる「ACアダプター」を購入しその5Vジャックを分解して結線するか、の2通りの方法が有ります。
「ファン付きヒートシンク使用での電源取りパーツ」
PCのUSB端子から電源取りしたいユーザーさんにお勧めのケーブルを紹介しておきます。
「USB電源ケーブルDC5V出力」
USB端子からDC5Vを出力してくれるケーブルです。5Vコネクター部を切断し中身のより線にファンのケーブルを結線し(配線をつなげ)ます。
「ACアダプターDC5V出力」
家庭用AC100VコンセントからDC5Vに変換してくれるアダプターです。
5Vコネクター部を切断し中身のより線にファンのケーブルを結線し(配線をつなげ)ます。
※家庭用AC100Vのアダプターの分解では電気工事士の免許の範囲に入ってきますが、加工する配線部分にはDC5Vが出力されていますので、そこの配線部分は十分気を付ければ加工できると思います。
※尚家庭用AC100Vが通電する配線の加工は法令として、電気工事士2種以上が必要になります。
※DC5Vコネクター分解は自己責任でお願いいたします。
ACアダプターの電源取り方法は、コンセントに刺さっている状態であれば常時通電している状態です。
「コンセントスイッチ」
このようなスイッチを使用し、手元でON.OFFできる環境を作れば問題ないと思います。
「PC用のCPUグリス塗布で熱伝導率アップ!」
これ本当です・・・
微々たるものかもしれませんが、せっかくなら施工しておきたい所・・・
おすすめを紹介しておきます。
「CPU用ヒートシンク接着シリコングリス」
モーターに当たる部分全面に塗布します。
薄く均等に塗布するのが!いいらしい!!!
ファン付きヒートシンクの電源のつなぎ方
「ACアダプター」「USB電源」どちらも、同じ方法で接続します。
DC5Vコネクター部を切断し、並列つなぎで電源の+-に接続します。
いきなりですが、ここで接続に使用する配線パーツをいくつか紹介します!
✔モーター間や電源間をつなぐより配線(丈夫なより配線0.75スケアなど)
✔伸縮チューブ(細目のタイプ)
✔ハンダこて
✔ヤニ入りハンダ
一応ハンダでの溶着を含めています。実際は力のかからない配線ですし、よじって伸縮チューブで保護だけでもいいかもしれません・・・
今回はハンダこてで溶着方法をレクチャーします。
結線(配線をつなぐ)方法
DC5Vコネクター部を切断し、被覆を剥くと2本より配線が出てきます。
上記図面を見ながら、結線したいより配線同士の被覆を剥き、よじって結線します。
そして、ハンダこてでハンダを溶かし溶着。
伸縮チューブを差し込み、ライターで炙ります。
※ライターで炙りすぎ注意!普通に燃えます・・・
上記の図面通り配線できましたか?
電源を入れ試験しましょう!
ファンが回っていればOK!
✔動力ギア部や、モーター軸にグリス、オイルアップしてモーター温度を下げる
動力ギア部分や、モーター軸メタル部分にグリス、オイルアップすることで、摩擦を減らしモーター温度上昇を抑制します!
定期的なメンテナンスとしても実施した方が、いいかとおもいますよっ。
「動力ギア部分へのグリスアップ」
ギアへのグリスアップ箇所の紹介です。
モーター2機のピニオンギア。
ステアリング軸の大きなギア。
ステアリングストッパーのギア
こんな箇所でしょうか・・・
※使用するグリスとしての注意点が有ります!
「モリブデングリス」の使用は控えましょう!
モリブデングリスには、ギア研磨剤が入っているようです・・・
せっかくのバックラッシュ無し「ヘリカルギア」の意味が無くなってしまいます。
グリスのおすすめを紹介しておきます。
「タミヤ セラミックグリス」
「モーター軸へのオイルアップ」
「Logicool G29」に使用されている540モーターの軸にはメタルリングが使用されています。
ベアリングではないので、オイルが切れれば、摩耗して軸ずれ、摩擦も増えます。
※このモーター部分は「グリス」ではなく「オイル」を使用します。
モーターオイルのおすすめを紹介しておきます。
「タミヤ メタルオイル」
モーター2機の前後両方の軸へ注入しましょう!
※センタリングセンサー部分は基盤にかからないように注意!
✔上記2つの項目を施工して、さらに本体カバー加工し、排熱効率を上げる
上記2つの項目を施工しても、長時間プレイで不具合が発生する。
もっとモーター発熱を抑えたい!ってユーザーさんは!
本体カバーの加工しましょう!
加工とは言っても、切断だけなのです。
沢山の方法が有ると思いますが、例えばモーター上部の切断、モーターから放熱した熱い気は上部に上がっていきます。
ファン付きのヒートシンクを装着したユーザーさんは、ファンの吸気、排気方向に穴をあけます。
ももちゃんは上記2つの方法が面倒、アルミヒートシンクが見えるという観点から・・・
本体カバーを完全に外してプレイしてしまっています・・・
※本体カバーを外すと回転部分がむき出しになるので、要注意!
こうした、加工などでさらに排熱、冷却効率を上げることもできます。
どうでしたか?
長時間のプレイでセンターズレが起きるユーザーさんは、上記の方法で不具合が改善されましたか?
これでも解消されない場合、センサーの「故障」が浮かび上がってきます。
✔基盤センサー部が故障し、不具合が起きている場合
上記の熱対策、グリス、オイルアップなどをしても不具合が治る傾向にならない場合・・・
これはもう、手の打ちようが有りません・・・
基盤センサー自体が故障している場合が考えられたり、他の部分に負荷がかかり故障していると思われます・・・
基盤センサー自体に、磁石がかなり近いために熱のダメージの蓄積を受けやすく、劣化しやすいものだとももちゃん考えます・・・
なので!そうならない為にも、この記事を読んだ読者の皆さんっ。
熱対策や、メンテナンスを施工することをお勧めしますっ。
長く使えますし!愛着もわきますよっ!
分解方法がわからない方へ!本体の分解は意外と簡単!
上記で説明したことは、分解工程が分かってらっしゃる方ならフムフムと理解できたと思うのですが・・・
分解したことない、メンテナンス?なんじゃそりゃ!って読者の皆さん!
ここからは、「Logicool」「G29」の分解方法のレクチャーをしてまいりますっ。
本体分解の工具に関しては、全部で3つ!
✔1番のプラスドライバー
✔精密ドライバー
✔六角レンチセット
これだけで、「G29」はほぼすべてのパーツを分解できてしまいます。
以外と簡単なのですよっと!
本体を分解しよう!
本体分解となると手間はかかるけど!意外と簡単!
順序を守れば!スムーズに作業ができると思います!
※注意として、ビス類が非常に細かく、なくなりやすいと思いますので、なにかビスを入れておくボックスを用意しておくといいかもしれません。
✔まずはステアリング部の分解から!
ステアリングを分解しハンコンから外さないと、本体カバーが空きません・・・
まずはステアリング裏のビスを6か所外しましょう!
赤丸で囲ってある穴の中にプラスビスがいます。
ビス自体の頭が弱いってのと、ドライバーの角度が付きやすい場所なので!ナメ注意!
ももちゃんは精密ドライバーの頭の大きめのサイズで回しています。
6か所ビスが抜けたら!正面の六角ビス6か所を外しましょう!
六角レンチセットの中に確実にある六角レンチサイズです。
※ここから注意!!!
ビスを外すと、ロゴマークがついたカバーが外れるのと、ボタン類のプレートが外れます。
プレート自体が外れにくく、ツメがまだ引っかかってるような感覚ではありますが、上部から少しずつ傾かせれば外れるのでご安心を・・・
ハンコン本体から、ステアリングスイッチの基盤までカプラー付きの配線が来ています!
プレートを外すときは、ステアリングから一気に引き抜くと、このカプラーの接触が悪くなったり、配線自体が断線し、ハンコンが動かなくなります・・・
なにごとにも丁寧に・・・
そして、そのカプラーと手で外していくのですが・・・
意外と硬い・・・
決して配線部は持たないように外しましょう・・・
画像のように、カプラーを指でもって外します。
これでステアリングのスイッチプレート、基盤は外れましたね!
次に、ステアリング自体を本体から外していきます。
赤い丸部分のプラスビス3本で止まっています。
長めのビスで、トルクがかかっている場所なので、1番のプラスドライバーで外しましょう、意外と硬いです。
外れたら!ステアリングスイッチの基盤につながっていたコネクターに引っかからない様、ステアリング本体が手前に抜きます!これでステアリングの分解はおしまい!
✔本体カバーを取ろう!
ステアリングが分解できれば、本体カバーを分解できます!
本体カバーに止まっている部分は全部で8か所。
赤丸で囲まれている部分のビス8か所を外します。
外れたら、テーブルなどに固定するクランプが締まっていないことを確認してカバーを↑に抜いてい行きます!
ステアリングの軸をうまくよけながら、手前側にずらしながら本体カバーを外していきますが、クランプ固定用のハンドルが上手く越せないこともあると思います。
締めたり緩めたりしながら、上手くカバーを外してみてください。
ももちゃんの場合は、本体カバーのステアリング軸下のカバー部分と、ビスの受け部分をカットしています。
画像のようにカバーをカットしておけば、次回からの分解は!
ステアリングを分解しなくても!カバーだけ開くことができますよ!
↑メンテナンスや、今後の変更などでかなり役立ちます!
これで本体カバーが開きました!
中身は、基盤やモーター、配線などがあらわになっています。
次の作業へ続きます。
✔配線や基盤を分解しよう!
本体カバーが取れると、基盤、配線が目に入ります。
基盤に接続されているすべての配線コネクターを抜きましょう!
※このコネクターも配線部を持たずにコネクター部を持って抜いてくださいね!
※コネクター数がおおいので写真を撮っておいた方がいいかもしれません、復旧の時に役立ちます!
そして、基盤からすべてのコネクターが取れ、赤丸で囲んであるビス4本を外すと・・・
赤丸で囲まれた4本のビスで固定されているプレートがあらわになります。
この4本のビスを外して、プレートを外しましょう!
※ここで注意!プレートとプラスチックの本体固定部のところにシートが入っています。
プレートに伝わる熱でプラスチックを溶かさないようにするシート?なのかはわかりませんが、組み立ての時に入れておきましょう。
ももちゃんはシートを抜いてしまっています。神経質じゃない方は入れなくてもいいかも?
そして基盤、プレートが外れ、先ほどのステアリングスイッチの基盤に刺さっていた、コネクターへとつながる配線、通線穴が見えますね!
これで、基盤関係、配線関係の分解はおしまい!
これからステアリング本体、軸本体をベースから外していきます!
✔ハンコンベースから、ステアリング軸を取り出し!グリス、オイルアップ!
グリスアップをする際に、ベースからステアリング軸を取り出す必要が有ります!
そうじゃないと、ギアカバーが取れずにグリスを塗れないんですよ・・・
底面の黒色の+ビス4つを外しましょう!
4本が外れれば、ユニットがどっさりと外れます。
そしたら、ギアカバーが固定されているビス、8本を外しましょう!
これでモーターピニオンギア、メインのステアリング軸のギアが出現しますよっ!
※ここからは上記で説明したグリスアップやオイルアップに入ります
ここでモーターのピニオンギアとメインのステアリングギアに、グリスを塗ってやります。
ももちゃんの「G29」は2年使用で軽くグリスが飛んでいました・・・
さらにここから、モーター軸のメタルをオイルアップすることもできます!
モーターピニオンギヤの軸部に数滴オイルアップ!
ちなみに、ピニオンギア軸の反対側、センサー部奥のメタル軸にもアイルアップします。
※基盤を固定している2本のビスを外し、画像で見えるセンサーとカバーの間からオイルアップできます。
センサーが付いていないモーター側は、付属普請やパーツが無くカバーを開ければ、いつでもメタル軸が見えている状態です。
ステアリング軸ユニットを外さなくてもオイルアップすることができます!
最後に!ステアリング軸ユニットの配線が出ている通線穴周辺にギアが切ってあります。
それは、ステアリングが900°の回転数で、左右均等にロック、トゥー、ロックさせるパーツです。
ここもハンコン使用時は、常時動きが有る場所になります!グリスアップですね。
尚ステアリングストッパー部もステアリング軸ユニットを外さなくともグリスアップできますよ!
後は!逆の手順でハンコンを復旧させていきますが!
上記で少し説明した、ステアリングストッパー(ステアリングユニット終端のギアが乗る部分)は自らセンターの位置出しをしないと。
ステアリングが曲がっているのにまっすぐ走ってる・・・だとか。
左右の最大切れ角が違う・・・と言うことになってしまう・・・
大体の感覚でギアの中心に仮置きし、
下ビスを左右1カ所ずつでもいいので仮止めして、ステアリング左右の最大切れ角が一緒になるよう調整してください!
↑これ重要!
左右の最大切れ角が正常であれば、あとは逆の手順で復旧させていくのみです!
✔仮復旧をしてハンコンの動作チェックをしよう!
これで、グリス、オイルアップ、配線等が終わり!USBをつなげればゲーム側にいつも道理のハンコン入力をすることができるはずです!
ですが!仮復旧をしないと動作チェックはできません!
USBを入れたとたんに、ハンコンが自動でセンタリング調整を始めてしまい、ステアリング自体が回ってしまって、断線する恐れがあるからです!
仮復旧とは言っても、カバー加工の話ですこし説明しましたが、ももちゃんのようにカバーのステアリング軸の下部分、ビス固定部をカットしてしまえば、仮復旧ではなく、普通に復旧できてしまいます。
ん?どういうこと?と思いますが、気づいた方もいるはずです。
カバーはステアリングを取らないと取付できないということを・・・
二度手間です・・・・
上記で再三にわたって説明している、カバーカットをしてくれているユーザーさんには、関係ない話にはなりますが、カバーをカットしたくない!ってユーザーさんは、カバーのすきまから、ドライバーを入れたり、手を入れたりと、大変な作業になっていると思います。
カバーカットおすすめですっ。
再三「G29」のセンタリングのことをお伝えしましたが、このセンタリング調整も動作チェックの確認になります。
ステアリング自体が、回るところまで回ってくれるので、新しく通した配線を、センタリング調整時によく見ておきましょう!
さてUSBと、100V電源のプラグを入れて動作チェック!
ペダル、Hパターンシフトはコネクトしなくても動作チェックできます。
センタリング調整時のステアリングやギアの動きは大丈夫ですか?
修理、分解、メンテナンスを終えてのまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はセンターズレの解消方法や、メンテナンスについてお伝えしていきました。
エピローグにも少し書きましたが、チームメンバーはここで紹介した、改造、分解、修理、メンテナンス方法で、「センターズレを解消できた!」「ステアリングの回転量が増した!」との結果も出ている対処方法です。
※ただし、個人の感想などで、多少の誤差や微妙な感覚と言う見解もあります。
部材等も高いコストはかかりませんし、今後長く使用していくハンドルコントローラーであれば、メンテナンスなども定期に続けて、愛着を持って使用していくのもいい醍醐味なのかもしれません!
当ブログでは、レースゲームに関する記事が盛りだくさん!
お時間の許す限り見ていってみてくださいねっ!
GAYA BLOG筆者ももちゃんでした!